浴室のおそうじ
浴室のお手入れはその日のうちにしたいもの。
最後に入浴した人が熱いシャワーで壁や床を洗い流し、
浴槽の湯あかをスポンジで洗い流します。
仕上げに冷たいシャワーをかけて
熱気がこもらないようにし、
できるだけ長く換気扇を回して換気しましょう。
浴室・排水栓
●入浴後、スポンジでこすり洗いします。熱いシャワーの後、冷たいシャワーをかけ、水滴をふきます。
●時々はスポンジに中性洗剤をつけて円を描くように軽くこすり、しっかり洗い流します。
●『ワンプッシュ排水栓』は排水ボタンを押して開き、排水栓を真上に持ちあげてゴミや毛髪を取り除きます。
●『ゴム排水栓』はつまみをつかんでフィルターをはずし、ゴミを取り除きます。網目につまった湯あかは歯ブラシでこすり流します。
クリームクレンザーや高性能スポンジに注意
●クリームクレンザーなど、研磨剤が入った洗剤は表面を傷つけてしまう恐れがありますので、頻繁に使うのはやめましょう。
●高性能スポンジや両面スポンジの固い面、ネット付きスポンジを使うとかえって表面を傷つけるおそれがあります。
お手入れには一般的なポリウレタン製の柔らかいスポンジがおすすめです。
水栓金具
●普段はシャワーで洗い流し、布で水気をふき取ります。
●時々はスポンジに中性洗剤をつけてこすり、洗い流してから乾拭きします。
●こびりついた白い汚れ(金属石鹸)はスポンジにクリーナーをつけて軽くこすり、洗い流して乾拭きします。
壁・床
●普段は入浴後に熱めのシャワーで石鹸カスなどを洗い流し、冷水シャワーをかけます。水滴をふき取ればよりキレイを保てます。
●こびりついた白い汚れ(金属せっけん)はキッチンペーパーをつけて、中性洗剤をスプレーします。10分~20分ではがしてスポンジでこすり、洗い流して水気をふき取ります。
●皮脂汚れはブラシにクリームクレンザーをつけて軽くこすり洗いします。石鹸カスが残るとカビの原因になるのでよく洗い流し、水気をふき取ります。
排水口
●排水トラップのカバーをはずし、目皿を取り出してゴミや髪の毛を取り除き、歯ブラシでこすり洗いします。
落ちにくい場合は中性洗剤をつけます。
洗剤成分を洗い流し、元の位置にセットします。
●悪臭がする場合はヘアキャッチャーを外したところにある封水筒はずれていないかをチェックしてください。
きちんとはまって水がたまっていれば、下水管のにおいが上がってくることはありません。
カビの防ぎ方
温度を下げる
カビの活動に最適な室温は20~30℃。入浴後は冷水シャワーをかけ、温度を下げましょう。
湿度を下げる
カビは湿度70%くらいで最も繁殖します。
入浴後2時間以上は換気扇を回すか、窓をあけて換気しましょう。浴槽は必ずフタをして。
できればお湯を抜いてしまうのがベストです。
栄養源を絶つ
湯あかや石鹸カスはカビの好物。最後に入浴した人はサッと洗い流すようにしましょう。
カビがついてしまった!!!
●カビの部分にキッチンペーパーをはりつけ、カビ取り剤をスプレーします。
●5分ほど置いてからペーパーをはがし、スポンジでこすってからシャワーなどで十分に洗剤分を洗い流します。
注意
カビ取り剤は取扱説明書をよく読んで使用してください。
掃除中はよく換気をし、ゴム手袋を着用してください。
カビ取り剤はスプレーしてから長時間放置すると金属がサビる場合があります。カビ取り剤の取扱説明書に従ってください。