リフォームノウハウ 浴室編
1日の疲れを癒す場所、思考の場、読書の場など浴室は身体を洗うだけでなく
様々な機能をもった空間といえます。
また、水垢やカビなど、お掃除の大変な場所でもあります。
最近はいろいろな機能もできていますし、お手入れのしやすい素材や機能も
向上しています。それをうまく組み合わせて、快適な浴室にしたいものです。
機能・形状
浴室乾燥暖房機は、浴室内の湿気を取り除き雨の日の洗濯干し、ヒートショック防止
冬場には入る前の予備暖房にも使えて便利です。ミストサウナ機能付きのものもあります。
またぎやすく、滑りにくい、リラックスして入れる浴槽がいいでしょう。
形状は長方形だけでなく、円形やコーナータイプなど様々です。
できればショールームで実際に体験してみて、選ぶことをお勧めします。
浴室の照明は、洗い場で身体を洗うときに、手暗がりにならない位置になりますが
窓にシルエットがうつらない位置を選ぶことも大切です。
当社では、ショールームに同伴し商品に対してのアドバイス等も行っております。
もちろん、無料なので是非ご利用ください。
材質
◆FRP→多少、傷や汚れがすきやすいですが、柔らかな質感で人造大理石に比べ安価です。
◆人造大理石→大理石のような柄や光沢のある色で肌触りがよく、高級感があります。
◆ホーロー→滑らかな肌触りと美しい色ですが、重量がある点と、
物の落下などで表面のガラス質の損傷によるサビに注意が必要です。
◆ステンレス→ステンレス特有の金属の肌触りがありますが、傷やサビに強いです。
◆木質→お手入れに手間がかかりますが、ナチュラルな質感の高級感があります。
床は滑りにくいものを選びましょう。
水はけのよいタイプは、滑りにくく、水垢もつきにくいです。
バリアフリー
浴室や浴槽への出入りや立ち座りの位置に手摺をつけたり、滑りにくい床や浴槽、
半身浴ができ、出入りに縁に腰をかけられる浴槽、入口の段差解消などに
気を付けてプランニングすれば、家族誰もが入りやすい安全な浴室になるでしょう。