今見直される、和室の良さ
こんにちは~!
みなさま、今お住まいの家って和室・・・ございますか?
最近和室のないお家も増えていますよね。
そこで、改めて和室の良さについてお伝えしようと思います(*^_^*)
生活スタイルがどんどん洋風化し、和室を持たない家が主流になっています。
また、その一方で和室の持つ暖かい落ち着いた雰囲気、
畳ならではの味わいが最近見直され
ゆったりとくつろげる和室を要望する人が増えているのも事実です。
湿気の多い日本の風土の中で生まれた和室は、
夏は涼しく冬は暖かく過ごすことのできる機能的な部屋。
最近では、本格的な和室だけでなく現代風にアレンジされた
お洒落な和室も見られるようになりました。
◆和室のメリットとは・・・?
年配の方でなくても、日本の伝統的な和室の持つ落ち着いた雰囲気には、心惹かれるものがあります。
畳はそうした安らぎを与えてくれるだけでなく、素材としても優れた特性を持っています。
湿度が高くなれば、湿度を吸収し低くなれば放出して、1年中部屋を快適な状態に保ってくれます。
その他、吸音性、断熱性に優れていますし、畳の臭いは鎮静効果があるとも言われています。
和室は今や寝室だけでなく、客間や仏間など目的に応じて活用できるメリットもあるのです!
◆プランに合わせて選べる多種多様な畳
畳が吸湿性に優れているとはいえ、日当たりと風通しの悪い部屋では、湿度が上昇し
ダニやカビが繁殖しやすくなります。
ただ、最近では防ダニや防カビ効果のある畳が登場し、そうした問題も改善されています。
その他目的に合わせた多種多様な畳があります。
消臭効果・抗菌効果のある活性炭を使用した畳
断熱効果・防ダニ・遠赤外線効果などがある竹炭畳
マイナスイオンを放出する天然イオン畳
すれや変色に強い化学素材を使用した畳は水洗いすることもできます。
また機能面だけでなく、デザイン性の高い縁なしの正方形の畳や
カラー畳が流行になっていますし、畳の床暖房なども注目されています。
◆和室のリフォームのポイント
一般的に和室は暗くなりがちなので、解放感のある明るいイメージにすることが大切になってきます。
採光を多くするために、窓を大きくとりたいところですが、和室の窓はたいてい障子が入っています。
このままですと左右どちらかに寄せることしかできず、半分はしまった状態なので薄暗くなりがちです。
障子を収める戸袋のスペースを設けたり、障子ではなく和風のブラインドやロールスクリーンを
取り付けると部屋も明るく、雰囲気も変わってきます。
また和室には家具をなるべく置かないということもポイントです。
目的に応じて自在に活用できるのが和室のメリットです。
「見せる収納」と「隠す収納」で家具を置かないで済むように事前に計画を立てましょう。
その他、天井や壁材も思い切って材質を変えてみれば、明るいイメージを演出することができます。
◆既成概念にとらわれない和室のリフォーム
和室にするからといって、こうしなければいけないということはありません。
天井が板張りでなくても、壁が砂壁でなくてもよいのです。
大切なことは、今の部屋をどう改善して居心地をよくするかということです。
最近ではリビングやダイニングの一画を和室にすることでモダンなスペースにリフォーム
するケースも増えています。壁や天井を統一させることで、部屋に自然なつながりが生まれ
開放感を感じさせることができます。
畳も縁なしのタイプは洋風とも相性がよいですし、正方形の畳を市松模様に敷く方法も人気です。
採光を多くし、収納を設けて、解放感をだし、内装とインテリアで明るくモダンに仕上げる。
これが最近の和室リフォームの流行と言えます。
既成概念をすてて「和」と「洋」をうまくコーディネートさせるためにも、経験豊富な
私たち、プロに綿密な相談をし、打ち合わせをすることが大切です)^o^(