介護リフォームのポイント
介護リフォームは住宅環境を改善するためのリフォームですが
介護される側にも、介助される側にも、する側にもメリットのあるリフォームです。
いくつかメリットをご紹介させて頂きます!!
事故の予防
たとえば急な階段や、敷居などのちょっとした段差でも転落や転倒の引き金になります。
それが原因で骨折し、寝たきりになるなどの事態も招きかねません。
介護リフォームでこうした部位をリフォームすることで事故を予防できます。
自立度のアップ
介護リフォームによって自分でできることが増えることで
日常の行動範囲が広がり、健康的な生活を維持することができます。
介助者に親身のゆとり
動きにくい間取りや使い勝手の悪い設備は介助する人に肉体的、精神的負担をかけます。
介助のしやすい介護リフォームを施すことで介助者の心身の負担を軽くすることができます。
上記3つのメリットは享受するために住宅改修の際に押えておきたいポイントとしては、
次のようなものがあります。
段差をなくす
家の中の段差、家の外の段差を徹底的になくすことが事故を防ぎます!!
手すりをつける
階段、廊下、浴室、玄関、玄関アプローチなど要所要所に設置しましょう。
扉から引き戸
外開きの扉は向こう側に立つ人に当たる恐れも。
引き戸にすると、車いすでも使えます。
間口を広くとりたい場合はアコーディオンカーテンにすると、軽く開閉できて便利です。
ヒートショック対策
冬場にリビングから寒い廊下に出たときとか、脱衣所から浴室に入ったときなど、
温度差によって血管が収縮し、心筋梗塞や脳出血を起こす可能性があります。
明るい足元
小さな段差にも跨ぎやすくなりますから、階段、廊下、玄関アプローチなどでは足元を明るく照らすリフォームを。
すべらない素材
廊下、階段、浴室、玄関アプローチなどに使用する素材は慎重に選びましょう。