リビングのお手入れテクニック
天井は静電気を利用してホコリを取る
天井クロスの表面についてホコリは市販のお掃除シートやナイロン製のはたき、
または不要になったパンストをほうきにかぶせた物でさっと撫でるようにしてとります。
隅の部分はホコリが溜まりやすいので念入りにお手入れしましょう。
木質フロアのワックスは重ね塗りで美しく
木質フロアの光沢がなく、くすんで見えるときはワックスをかけましょう。
ワックスは乾きが遅いとホコリがついてしまうのでなるべく晴れた日の午前中にかけ始めましょう。
まず、部屋全体に掃除機をかけてから洗剤拭きや水拭きをして床をキレイにします。
そのあと、必ず床ワックス専用のハケやモップを使って、ワックスを木目に沿って薄くムラのないように塗りましょう。
一度に厚く塗るよりも、表面が充分に乾いてから重ね塗りすると、キレイに仕上がります。
カーペットは時々、日陰干しをして除湿
カーペットの普段のお手入れは、掃除機で表面や裏側のホコリを丁寧に取ります。
全体が汚れてきた場合は熱めのお湯に住居用洗剤を入れ、布を浸けて固く絞り、カーペットの毛並に沿って拭きます。
洗剤拭きした後や湿気の多い季節は日陰で風通しのいい場所に干すようにしましょう。
また、掃除機で取りにくい髪の毛や糸くず、ペットの毛などはタワシとガムテープが便利です。
しみ抜きは種類によって溶剤を変える
カーペットにシミがついたらすぐに取り除くことが大切。
基本は叩くこと、水で濡らしすぎない事。
コーヒーやジュース、しょうゆなど水溶性のシミは薄めた住居用洗剤で
クレヨン・ケチャップ・口紅など油性のものはベンジンを。
シミを取るときには汚れが広がらないようにシミの周辺から中心向かって拭きましょう。
網戸も定期的にお手入れし、キレイな窓回りを
網戸は普段からブラシがけをすると汚れが抑えられます。
また、網戸の裏側に新聞紙を張って掃除機で吸い取るのも効果的。
普段から汚れをためないようにしましょう。
汚れが気になってきたら洗剤を含ませたスポンジか雑巾を2つ用意し、
網戸の両側から挟み込むようにして汚れをふき取ります。
外して水洗いをするのが一番です。