増改築リフォームを成功させるポイント
みなさまこんにちは(*^_^*)
先日のイベントで、やはり消費税増税前ということもあり
増改築などの大規模なリフォームを検討されているお客様が多く感じました。
そこで、私も改めて増改築リフォームについて勉強したので
増改築リフォームを成功させるポイントをお伝えしようと思います!(^^)!
増改築リフォームとは、住宅の増築工事と改築工事を合わせたもので
増築工事は床面積を増やすリフォーム、改築工事は一般的に構造部分に工事範囲が及ぶ
大掛かりなリフォームのことをさします。
増改築リフォームは構造が絡む工事ですから、土地・住宅の事前チェックだけでなく
リフォーム業者選びや費用のかけ方にも注意が必要です。
今回は増改築リフォームを進める手順、成功のポイント、コストダウンのコツをお伝えします。
◆様々な法令の制限を受けることを知っておきましょう
増改築リフォームは様々な法令の制限を受けます。
特に床面積が増える増築工事は、建ぺい率や容積率、高さ制限など法令を守って工事する必要があります。
その際、10平米以下(約6畳)の増築なら、建築確認申請は不要なのですが
防火地域と準防火地域の場合は、1平米の増築でも確認申請が必要です。
また、大規模な修繕・模様替えを行う際にも確認申請が必要になります。
建築確認申請には、図面の作成代金や申請手数料などの費用がかかりますので
計画段階でリフォーム業者に確認しておきましょう。
他にも地域ならではの条例もあります。
まずはお住まいの市町村に確認してみましょう。
◆ワンポイントアドバイス
少しくらい平気だろうと勝手に増築してしまうと、違反建築物になります。
違反建築の住宅は後で大がかりな増改築リフォームをしようとしても
建築確認申請を受け付けてもらいない・ローンが通らない・売却しにくいなどの
不都合が置きますので注意してください。
◆耐震性能をしっかり確認してくれるリフォーム業者を選ぶ
増築工事はもちろんのこと、リビングを広くするために壁を壊す、
窓をおおきくするなどの改築工事を行う場合は、耐震性能の確認が必要になります。
阪神淡路大震災では、増改築で耐震バランスが崩れたために
倒壊した住宅も多かったと言われています。
住宅の耐震性能を保持するためには、家全体のバランスが大切です。
増改築リフォームした部分だけを強固にするとねじれが置き、却って耐震性能が落ちることがあります。
なので、増改築リフォームの際には、全体の耐震性能をしっかり確認してくれる
増改築リフォームに経験の豊富な業者を選びましょう。